わすれものばんちょう

ドリカムが歌ってた気がします。

それはさておき。
普段狩りをしていないときは、ヘネシスの右端の辺りに居座ってます。
夜になるとこの辺りにメイプル内の知人、友人が多く集まって、のんびりとチャットを楽しんでます。
「"ｗ"の羅列」などの「安っぽい会話」は一切ありません。

お互いの顔を知らない。
けれど、さまざまな年代の人が集まって実生活を語ったり、メイプル内の情報をやり取りしたり……。
これこそ、メイプルストーリーというコミュニケーションツールです。

「ランカー」と呼ばれるような、キャラクターのレベルが高い人もいることがあります。
しかし、そういった方はプレイヤースキル、すなわち人間性のレベルが高いように感じます。
少なくとも、ヘネシスのこの辺りに集まる方は、メイプル内に多く蔓延る
（読み：はびこる　意味：広く存在する。ただしいい意味として用いない）
画面の向こうにいる人間を気にかけない、質の低いプレイヤーはいません。
そんな質の低いプレイヤーは、もののみごとに総スカンを喰らいます。
この場所においては。

話がそれましたが、ちょっと興味深い会話を目にしたので書きとめておきます。

たまたま目にした会話です。
どうやらキャラクターのレベルはそれほど高くないようです。


今のメイプルには「ありがとう」すら、きちんと言えないプレイヤーが増えてます。

そんな中、ここで偶然出会ったこの方は「ありがとう」をきちんといえていました。
「あり」は「ありがとう」の省略形でもなんでもないです。
気が置けない友人に対して改まって「ありがとう」という必要も無いわけではないですが、私はよく「ありがと～」などの、くだけた表現を使っています。
が、決して「あり」は使いません。
そんな言葉は相手のプレイヤー、画面の向こうの誰かに対してあまりにも失礼すぎます。

最近はオンラインゲームでも実生活でも"当たり前"が増えすぎて、
「ありがたみ」に気づく機会がめっきり減っているように思います。

この日は、大切なことを教えてもらった気がしました。