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この一年、むしろこの数ヶ月の間に、
大きな変化がありました。

心から信頼できる、大切な人が増えました。

私自身の良いところも悪いところも知っていて、
お互いに理解し合えるような。

過去に一時期『友達って何なんだろう』と悩んだこともありました。
その時に、恩師が次のように言ってくださいました。

(私の名前)は、まだ友達と出会えてないのかもね。
私も友達って呼べる友達に出会えたのは高校とか大学、社会人になってからだったよ」

その言葉の意味が、ようやく理解できた気がします。



続きは、『ハリネズミのジレンマ』について、私なりの考えをまとめたものです。

元々は『ヤマアラシ』だったそうなのですが、
某アニメの影響により、ハリネズミと呼ばれるのが主流になったようです。

引用した記事ではヤマアラシとなっていました。

+ + + + + + + + + +
文体が「である調」になっています。
ご了承ください。

~~~~~~~~~~~~~
「人と関わること」とは、一体何なのだろう。
「愛する」とは、一体何なのだろう。
自分なりの考えを、書き綴ってみたいと思ったがゆえに、
こうして、稚拙な文章を書こうと思う。


私の知る人に、極端に人との関わりを避ける人が、ひとりいる。
"A君"としておこう。
友人と呼ぶには、どこか足りないものがある。

彼から話しかけることは、まずありえない。
普段、彼が会話しているのを見るかぎり、いわゆる
『事務的』な会話しかないように思う。
私自身、彼と話したのは、
今までに(この記事を書いた時まで)一度ぐらいだ。
それも『事務的』な。

彼の素性は全く知ることができない。
話をしたところで、語ることはないだろう。


A君に会う以前(中学時代)に、彼に似て、
他人と関わるのがあまり上手ではない"B君"がいた。
A君ほど、他人との関わりを避けるような人ではなかった。
B君は私の大切な友達である。
ただ、今は会う機会が滅多にないが。

A君とB君は何が違うのだろう。
考えてみたら、決定的な違いを見つけた。
B君は『誇れるもの』を持っている。
勉強が得意とか、スポーツ万能とか、そういったものではない。
B君はアウトドアが好きらしく、
釣りやマウンテンバイクが得意だと言っていた。

「今の季節は、あの魚が釣れる」など、
釣りに詳しくない私に、あれこれ説明してくれた覚えがある。
B君もまた、私に似た環境にいた。
その"環境"についての記述は、ここでは割愛する。
それ故に、互いに「似通ったもの」を理解して、
一緒にいて心地よかった。


<私はなぜ、執拗にA君を否定的に見るのか?>
その、単純でもあり理不尽な理由は以下の通りだ。

『まるで昔の私を見ているようで』
会話をするのがわずらわしい。
人と関わるのがわずらわしい。
他人に踏み込むのが怖い。
他人に傷つけられたくない。
他人に受け入れてもらえない。
私ひとりでいい。
私のことは私しか分からない。

最後の一文は自然の摂理でもある。
それと同時に、おろかな考えでもある。


中学時代が私の人生の転機だと言い切ってもいいだろう。
良くも悪くも、大きなきっかけがいくつもあった。
『変わりたい』と、強く願い、そのために私なりの努力をして、
今の私がここにいる。

A君は『変わりたい』と願うのだろうか。
それは本人にしか分からない。
私は他人の生きざまに口出しするほど偉くない。
A君が「選ぶ」のを待つだけである。


この場所にも記したが
心理学の話のひとつに『ハリネズミのジレンマ』
というものがある。

----------
あるところに二つの山がありました。
お互いに向かい合うようにそびえる山には、
それぞれ一匹ずつのオスとメスのハリネズミが住んでいました。

二匹はそのうちお互いに恋に落ち、熱烈に愛し合ったのでした。
そして、二匹のハリネズミは自分達の山をおり、
中間のふもとにやってくるようになりました。

そして、ある晩二匹は、強く強く抱き合おうとするのですが、
お互いのハリが体に刺さってとても痛がったのです。

仕方がないので、二匹の間に距離を置くのですが、
愛し合っている二匹は少しでも近くにいたいという思いから近寄ります。
でも近寄るとやっぱりハリが体にささって痛いのです。

そんなこんなを繰りかえしてようやく二匹は、
ハリが体に刺さらない距離をみつけだしたのでした。
(一部、改行と句読点追加のみの改変)
----------

この『ハリネズミのジレンマ』の文章に、
非常に多くの問いかけ、そして解答が含まれている。
それらを、私なりの解釈で書いてみようと思う。

>あるところに二つの山が~
これは「家」に相当するだろう。
自身の住まい。

>二匹はそのうちお互い恋に落ち~

何かをキッカケとして、友達となり、親友(恋人)となり。
親友なら一緒にどこかへ遊びに行ったり、恋人ならデートをしたり。

>そして、ある晩二匹は、強く強く抱き合おうと~
今まで言えなかったことを言いあったり、愛しあって、抱き合ったり。
互いの距離を縮める。

しかし、そうするには、互いの"ハリ"
すなわち、自身を外敵から護るもの、そのために攻撃するものが
互いに刺さりあって痛い。
互いの肉体であったり、知恵であったり、言葉であったり。

>仕方がないので、二匹の間に距離を置く~
互いに傷つきたくない、傷つけられたくない。
そばにいるだけでも"ハリ"が邪魔をする。

いっそ、離れてしまえば痛みを感じずにすむ。
けれども、離れるのは辛く悲しい。
そうして再び距離を縮めれば、また"ハリ"がそれを阻む。

>そんなこんなを繰りかえして~
傷つけあって、いたわりあって、
ケンカして、仲直りして、
それを繰り返すうちに、最もよい距離を見いだす。

最も良い距離を見いだしたあとも、またハリが刺さることがあるだろう。
けれど、一度分かったのなら二度目は最初ほど難しくはないだろう。


私なりに、考えをまとめてみたものの、
やはり、参考にしたwebページには足元にも及ばないようだ。

私が参考にしたそのwebページに、素晴らしい一文があるので、
それを最後に、再び紹介して、この記事を締めくくろうと思う。

----------
最後に、「ヤマアラシのジレンマ」で、
なかなか相手との最適な距離を見つけられない不器用なあなたに、
ご来館いただいた記念として、
館長とっておきの特別攻略版
「ヤマアラシのジレンマ」対策を伝授しておきましょう。(笑)

まず、お互いのとげが刺さるか、
刺さらないかの直前の距離まで、近づきあいます。
そして、ここで、おもむろに二本足で立ち上がって、
向かい合って、ひしっと、抱き合うのです。
いろんな御託や講釈は不要!!
こうすれば、とげで刺し合うこともなく、
簡単に、ふれあえて、ぬくもりが得られます。(笑)
コロンブスの卵風の超~~~裏ワザでした。(笑)
(改行のみの改変)
----------

自身の弱さを全て見せてしまえば、
自然と、距離は近くなるのではないだろうか。
~~~~~~~~~~
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無題
「ヤマアラシのジレンマ」ってその通りですね。

ちょっと難しくてうまくまとめられません。ごめんなさい。
でも、これを読んで感じたことがあったのでカキコみました。
鬼李 2007/07/31(Tue) 編集
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